不妊治療は未知の世界

助産師が2人目不妊で不妊治療を始めていき、学んだことを書き留めています。

KLC③ D14 前半 2回目の採卵:クロミフェン周期(4)


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D14 水曜日
 
本日は2回目の採卵日。
何度考えても採卵結果0だった先月のイメージしかもてない。
相変わらずネガティブ発動中。
 

本日の流れ

8:35 IVF受付 176番
受付の一覧表をちらと見ると、7:30、7:50などの文字が見える
どうやら8:50は午前中でも後ろの方?
こりゃ結構待つのかな?
 
8:40 8階培養室で精液提出
 
8:50 9階トイレでボルタレン挿入(鎮痛目的で処方希望したため)
 
10:10 寝て待つ
30分前ぐらいからもうすぐ呼ばれるかな?とか思って画面チラチラみてたけど、全然よばれないし…イライラ
じゃあ受付時間8:50じゃなくて良かったんじゃない??250番台の人が呼ばれてるのはなんなんだろう…とか思ってたらよばれた
 
10:20 8階リラックスルーム(ナースルーム?)へ移動して更衣排尿済ませた
採卵終わったみなさんを見ていると結構すたすた歩いて元気そう。
もしかして今日の先生は上手な先生なのかなぁなんて考える。
 
10:31 オペ室前で待機
雑誌を読んで待機
ここではもう他のこと考えてたほうが良いと前回学んだ…
 
手術室入室
体重計測してサンダルに履き替える
名前確認してさらに奥へ
 
今日の先生は… 処置台の横で腕組して…頭をたれて寝てる。
でもむしろ安心した(笑)
手術室で寝れるってやっぱり慣れてる先生だし。
 
白髪の長田先生だ!
さすが!採卵が早い!
正確には、エコーガイド下に針を刺すのが早くて正確だった
ドッと刺して、あとは吸うだけ
 
左側で解説してくれる看護師が優しくて赤子のごとく従う。
今回も緊張して力入りまくりだったんだけど、ふと下肢の力を抜いてみたら
少し楽になった
下肢に力入りすぎていたのか…
どうりでベッドに戻るときに歩きづらいわけだよ。 
 
前回の新人女医さんは、ズズッとゆっくりガイドに沿って針を入れてく感じでいたかったんだよね。
それにしてもここの受付にいる不機嫌そうなあのナースは本当に嫌・・・
毎回のあの態度、ありえん。
不妊認定看護師課程受講しておいてほしい。
 
10:43
ベッドへ戻る
モニターから3回刺したのは分かった
でも、前回の悪い結果しか思い浮かばない
 
10:45 看護師入室
紙には3個の文字。
 
やったぁぁぁぁあ!!!
3個!!!!
 

採卵後の決意

 
3個も採卵できるなんて、正直前回の結果からしたら、
予想もしていなかったから、現実じゃないような気持ち。
 
でもなんかお腹いたぁい。
痛いっていうか、子宮収縮的な感じ…
 
これが採卵刺激による子宮収縮か。
前回は心神喪失状態で気がつかなかったんだな、うん。
 
採卵周期の胚移植は妊娠率下がるっていうのも分かる気がする。
 
 大変勉強になる下記ブログより引用
 

⑤(新鮮胚盤胞移植の場合)子宮内膜の収縮が落ち着いてから移植可能となる子宮内膜の収縮は採卵日に最も強く発生し、その後2~3日継続してこれが胚移植に悪影響を与えると考えられています。新鮮胚盤胞移植が行われる採卵後5日目には、この収縮が落ち着いてきており、移植した胚が子宮外に運ばれる可能性が低下するとされます。( 2),3)荒木重雄 他編 採卵から胚培養にかけて行われる操作.  体外受精ガイダンス 第1版 医学書院 64-82. )

 

 
でも、変性卵かどうかなどはここではまだ不明…
卵胞もかなり大きかったし、あまり期待しないようにしよう。
と、予期悲嘆をかかさない心配性の私。
 
3個回収して変性卵が多いようなら、もう卵子の質が悪いんだ。
それだったら、何度採卵しても、移植できる受精卵ができる確率は低いだろう。
一周期では分からないかもしれないけど、もしそうなったら、このまま同じ卵巣刺激法をするのは正直芸がない…。
 
そのときはKLCでの治療は諦めて、高刺激法のクリニックへ転院しよう。
それで、私はPCOSだし、がっつり刺激してもらって15個程度回収して(希望的観測)、凍結融解胚盤胞移植にしてもらおうと心に決める。
 
 
 
この後はD14後半で!